アニメ『聖女の魔力は万能です』の紹介とレビュー

2023年の秋アニメで『聖女の魔力は万能です』の二期が始まるのもあり、今回は二期に備えて一期を改めて視聴してみることにしました!

一期の放映時期は2021年の春アニメで、放映当時は私も視聴していました。ほかのアニメと比べても一番お気に入りだった記憶があります。

 

ちなみに2021年春アニメにはほかに以下のようなタイトルがありました。

  • Vivy -Fluorite Eye’s Song
  • スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
  • ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
  • 86―エイティシックス―

とくにVivyや86は大変感動できる作品でしたが、『聖女の魔力は万能です』はとにかくキャラクターが魅力だったように思います。

聖女の魔力は万能です』とは?

作品について

wikipediaより引用。

聖女の魔力は万能です』は、橘由華によるライトノベル。2016年4月29日から小説投稿サイト「小説家になろう」にて「タチバナ」名義で連載されているWeb小説を元に、2017年2月10日、カドカワBOOKSより単行本化された。イラストは珠梨やすゆきが担当している。

ラノベだったんですね...

実は一期を初めて見たときは原作のことを何も知らずに視聴していたので何となく原作は少女漫画なんじゃないかと思っていました。

ラノベはなんとkindleunlimitedの対象になっているので無料で読めちゃいます!

あらすじ

dアニメストアより引用。

ちょっと仕事中毒な20代会社員・セイは、残業を終えて帰宅した夜、突然光に包まれ異世界に「聖女」として召喚されてしまった。しかも召喚されたのは二人!? 現れた王子はもう一人の女子高生にかかりきりで、セイのことは完全スルー。それならこっちも自由にやっていいでしょう?と、セイは王宮を飛び出し、元々の植物好きを活かして、薬用植物研究所で一般人として働くことになった。所長のヨハン、教育係のジュードに支えられ、ポーション作りや魔力の使い方を学んでいくセイ。だが、作ったものはすべて効能が5割増しで、思いがけず「聖女」としての能力を発揮することになる。そんなとき、セイのポーションが瀕死状態だった騎士団長・アルベルトの命を救い、次第に、セイこそが本物の「聖女」ではないかという噂が囁かれはじめるのだった……!?

聖女の魔力は万能です』はファンタジーのラブコメです。最近ではもはや定番の異世界転生ものですが、主人公が女性なのでいくらか新鮮味はあるかもしれません。

チート級の才能は当然の如く存在し、物語の中で存分にその才能を発揮していきますが、メインはファンタジーというよりもラブコメのほうであるような気がするので「やり過ぎ感」というのはあまり感じることがありません。

また、カップリングがはっきりと決まっているので全体を通して安心して視聴することが出来るのではないかなと思います!

ぜひ主人公であるセイのちょっとした仕草や表情などに注目しながら視聴してみてください!どこを切り取ってもかわいいですよ!

どこで見れる?

大抵の見放題サイトで視聴できます。

私は圧倒的dアニメストア派です!

感想

私が実際にアニメを視聴しながら思ったこと・感じたことなどを記載しています。多大なネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。

 

また、登場人物の名前や地名など様々な部分で表記揺れがあることがありますのであらかじめご了承ください。

 

「私はこのシーンでこう思った!」「いやいや、ここはこういうことでしょ!」などあればぜひコメントなど頂けると幸いです!

 

第1話『召喚』

残業後の異世界転生は定番です。でも、珍しいことに転生するのは女性でした。

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「聖女」と持て囃されるのがお気に召さないセイ。机にぐで〜としてるのがとてもかわいい。

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散歩中にラベンダーを眺めているとジュードに話しかけられ、この世界では植物がポーションとして使われることを知ります。

セイはこのポーションなどの精製のための「研究」に興味を持ち、この世界の生き方がなんとなく決まったっぽいセイ。

異世界での生活が楽しくなってきたようです。

私もダラダラしているだけよりも忙しく仕事しているほうが楽しいですし、セイが研究に没頭していく気持ちはなんとなく分かります。

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ジュウドにお手本を見せてもらってすぐにポーション作りを実践することになったセイ。

遺憾無く才能を発揮してポーションを量産していきます。しかもセイが量産したポーションは効果がなんと5倍!

チートの片鱗が見えてきました。

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そんな中、「西の森」で「サラマンダー」が発生し、負傷者が続出したことで大量にポーションが必要になります。

現場はカオスな状況になっており、団長が明らかにヤバそうな雰囲気で倒れています。

そんな団長をセイが作った上級ポーションが救います。これはもう、何かフラグが立った気しかしません。

第2話『親交』

ホーク団長の命を救った功績を認められてキッチンを手に入れたセイ。研究所で出てくるご飯に不満があったようです。

レタスはしっかり描かれていました。

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料理の腕が高すぎてコックに料理を教えていたところ所長に呼び出され、出向いてみると元気になった団長と再会します。

ホーク団長、絶対セイのこと好きじゃん...。セイは若干鈍感...?

と思っていたら出先でみんなに料理を振る舞っているとうっかり団長の胃袋も掴んでしまい、ついにセイも団長のことを意識し始めた模様。

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洗顔後の化粧水(らしきもの)により視力が回復しメガネ属性がなくなってしまいました。メガネなしのセイもとてもかわいい。

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王宮から出た側からホークさまに捕まり、まさかの馬にお姫様抱っこで騎乗。少女漫画か〜?

ブコメが加速していきます。

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色々な人から綺麗と言われまくって照れるセイがとてもかわいい。

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セイのチートポーションの続いてチート化粧品もまた人の人生を救っていきます。

ハイスペックすぎんかー??

第3話『王都』

セイの生足とはだけた胸元。...をホーク様に見られつつもデートの約束をします。

どんどん距離が近づいていきます。

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別れ際にセイが気にしていた髪留めをプレゼントするホーク様。イケメンすぎ〜、てぇてぇ〜

実はホーク様の愛情の直球表現だったことを知り赤面するセイ。かわいすぎ〜、てぇてぇ〜

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軽い気持ちで魔法付与にも手を出してみるとそこでもチート級の才能を見せ、セイはどんどん重要ポジションになっていきます。

そして髪留めのお礼にホーク様に魔法付与を施したペンダントをプレゼントしにいくのでした。

第4話『奇跡』

ポーションの納品に付き添いで行くと悪名高いカイル殿下についての話を聞きます。

カイル殿下はよっぽどアレなんでしょうね...

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ポーションを作りすぎて所長に研究所から追い出されて不貞腐れるセイ。

かわいい〜

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料理中に包丁で指を切ってしまうものの、息を吹きかけるだけで傷が塞がります。

どんどん魔法の腕が上がっていきます。

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騎士団のケガ人の見舞いに行くと左腕から先を失ってしまった人に会い、セイは放っておけずに治療魔法で腕を完治させてしまいました。

しかも「ついで」で同じ部屋にいたケガ人を全員治してしまいます。なんと失明した人も!

第5話『鑑定』

聖女という噂が大きくなってきたことを気にして自分が鑑定(自分のスペックを調べられる的なこと?)されることを不安に思うセイ。

自分がこれまでにやってきたチート級の諸々によってもはや自分が「聖女」であることを確信しているので今後の厄介なことに巻き込まれることを懸念しているわけですね。

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なんだかんだで師団長(美形イケメン)に鑑定されるものの、魔力量が膨大過ぎて鑑定を回避してしまいます。

至るところでチート級の才能を見せて「私TUEEE」「また私何かやっちゃいました?」が加速していきます。

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大過ぎる魔力量によって陛下に王宮へと招待され、お久しぶりのメイド長たちに丁重のおもてなしされつつセイはドレスアップします。

かわいすぎか〜?

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初めて公の場で陛下と出会い、自身が召喚された瞬間の対応を謝罪され恩賞として爵位や領地を打診されるものの、そんなものに全く興味が無いセイは禁書庫への立ち入りと魔法の講師を付けてもらうことを希望します。

日本人らしいですね。土地はまだしも爵位なんてもらっても困りそうです。

第6話『淑女』

魔法の講師として任命されたのはまさかの師団長。

なんとなく怪しさが滲み出て来ているような気がするので正直私はあまりすきではありません。

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イケメン(師団長)とのスキンシップで緊張しつつもホーク様とは全く違う反応をするあたり、安心して二人(セイとホーク様)のことを見守れるのが良いですね。

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すぐにホーク様とのスキンシップも見れました。

てぇてぇ〜、眼福眼福。

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淑女としての講義を受けるセイ。

やっぱりセイってスタイルめちゃくちゃ良いですよね?身体の黄金比率的な?

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公爵家にお茶会に招待され、赴いてみるとそこにはリズの姿。

リズとの会話は盛り上がりますが、セイと一緒に異世界転生してきたアイラが王立アカデミーで周囲からあまり良く思われておらず浮いていることを知ります。

なんだか少しずつ闇が大きくなってきた気がします。

第7話『章間』

アイラの回想から始まります。

セイ視点ではアイラは悪者側になっていますが、召喚された瞬間の状況があまり良くなかっただけで普通にかわいい子だと思います。

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アイラは元の世界(日本)に帰れないことを知り涙を流します。日本では家族との仲も良かったようで余計につらいのだと思います。

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カイル殿下が街を歩くと街に緊張が走ります。

殿下、みんなから嫌われ過ぎでは?

でも恐らくカイル殿下はみんなから嫌われていることとか全部認識しているんでしょうね。責任感強い人はかっこいいなーと思います。

カイル殿下とアイラのことを考え直しました。二人ともがんばれ〜!

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「あっ」と「んっ」だけで会話する女の子がふたり。ちょっと笑ってしまいましたw

アイラ、かわいいな?

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魔法はセイのチートさが目立ち過ぎていますが、アイラもなんだかんだ魔法の才能があるようです。

きっと日本人は異世界でも強いのでしょう。

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カイル殿下の婚約者であるリズとついに対面したアイラ。しかしタイミング悪くカイル殿下に話を遮られてしまいます。

カイル殿下、もうちょっとだけ遅れて登場してくれても...

第8話『覚醒』

ついに禁書庫への入場を果たしたセイ。

その辺の私立図書館・県立図書館とかにも禁書庫的なエリアって結構ありますよね。実態は危ない本ではないことがほとんどだと思いますが...

普通の人が入れない場所に特別に入れる権利、ちょっと憧れます...

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自分が召喚されてからのことを思い返してふと「助けになりたい」と呟くと、能力が覚醒して植物に魔力を宿らせることに成功します。

「また私何かやっちゃいました」案件ですコレ。

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ハーフアップのセイ、かわいい。セイとホーク様の絡みでしか得られる栄養素があると思います。

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西の森を進んで行くと次第に瘴気が濃くなり明らかに空気が変わっていきます。

完全な戦闘シーンです。少なくともラブコメで描かれるようなクオリティではなくかなり緊迫感があります。

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ケガ人の治療に回っているとサラマンダーの攻撃を受けてピンチ!となったところをホーク様の髪飾りが救ってくれます。

安心する暇はなく、今度はホーク様がピンチになりますがここでまたセイが覚醒します。

「やめてー!」と叫ぶとすべてが解決しました。「想い」の力は最強なんです。

第9話『聖女』

西の森での覚醒によってすれ違う人みんなにヒソヒソ話されてしまうセイ。

全貌の眼差しなのか、はたまた恐れられているのか...

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師団長と聖女の術(能力の覚醒)の再現方法を探るセイですが、中々上手く行きません。

そんな最中学園でカイル殿下とリズがアイラについて口論している光景を目の当たりにします。カイル殿下とセイがついに対面した瞬間です。

タイミング良く国王もその場に居合わせますが、カイル殿下はアイラを守るために自らが誤っていることを認識していながらも自らの姿勢を崩しません。

他人のためにここまで自分を犠牲に出来るのはとても凄いことだと思います。私には絶対できません。

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セイ、リズ、アイラの3人でお茶会が始まりました。

いつの間にかリズとアイラが結構仲良くなっていて嬉しい限りです。てぇてぇ~!

第10話『日記』

王都での薬草不足が深刻になりつつあることもあり、薬草の一大産地でもあるクラウスナー領への遠征に付き添うことになったセイ。

メイド長の存在はもはや安心感すら覚えます。

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晩餐会の帰り道で唐突にホーク様にローブ姿のことをベタ褒めされるセイ。

照れまくっていてかわいい限りです。

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真夜中の密談で何だか怪しい雰囲気で話題にされるセイ。

怪しいBGMも流れていたりしますがなんとなく悪用されないような気はします。

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突然の魔物の襲撃によって辺りが騒がしくなります。クラウスナー領でもチート能力を存分に発揮して負傷者を治療していると騎士団でも負傷者が多数発生したことを知り慌てふためくセイ。

悪い予想が辺りホーク様も重傷を負っていた...ように見えましたがただの気の所為でした。

心配されるホーク様が羨ましい...

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聖女の術が発動した状況のことを思い返しているとセイはついに発動条件にたどり着きます。

セイの今後が楽しみでたまりません!

第11話『窮地』

セイと同じように師団長に捕まってしまうアイラ。

すっかり振り切れた様子のアイラは魅力がかなり増しましたね!かわいい!でも師団長ちょっと見境なさすぎでは...?

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聖女の術の発動条件を改めて確認しながら悶絶するセイ。

かわいい!

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「えっ...?」

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レオンハルトに対して敵意剥き出しのホーク様。

純粋な敵意ではなく、たぶん恋敵的な意味合いです。自分の意中の相手に変な虫が飛び回っていたらそりゃあ警戒もしますよね。

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森でスライムの痕跡が見つかり空気がピリピリし始めます。

どうやらこの世界ではスライムがかなり厄介な存在のようです。

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大量のスライムが出現し、絶望感が漂い始めます。そこに登場するのは師団長とまさかのアイラ。

師団長は何となく分かりますけど、ここでアイラまで出てくるのはちょっと予想外でした。もう研修終わって来たの?ひょっとしてめちゃくちゃ優秀?

第12話『帰還』

結構デカい花壇、そして結構な規模の畑に対して聖女の術をかけるセイ。

一体どれほどホーク様のことを思い浮かべていたのでしょうか。気になります。

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セイとアイラがごく自然に絡んでいると何だかちょっと感動すら覚えます。

アイラ...こんなに立派になって...

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やがて瘴気まみれのエリアに突入する一団。負傷者を増やしつつもクマさん大量発生ゾーンまでたどり着きます。

口がガパっと開いているクマさん、怖すぎるよ...

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クマさん大暴れでセイの知り合いたちを蹂躙しますが、師団長が圧倒的高火力で一掃します。

師団長強すぎ~!

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最後はホーク様に守られながら瘴気を浄化することに成功します。

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就寝前、ホーク様との別れ際にセイはちょっと素直になります。

ホーク様からセイに対しての愛情表現はそれなりに多かったように思いますが、セイからホーク様に対してはかなりレアな気がします。

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聖女の魔力は「愛」なんですね~。

感想まとめ

聖女の魔力は万能です』を見るのは2回目でしたが、やはりセイのかわいさが魅力的でとてもお気に入りの作品の一つです。

でも、アイラも結構お気に入りなんですよね...。

最初はそこまで気にしていなかったのですが、第7話でアイラ側の視点が詳細に描かれてからというもの、アイラのことが気になって仕方ありませんでした。

なんというか、第11話でアイラが騎士団に入ってから輝いているのがとっても...

最後に

本記事の冒頭でも触れたように『聖女の魔力は万能です』は第二期が始まっています。当然本ブログ『ツグミノヤ』でも第二期を紹介しようと思っていますので、またよろしくお願いします!